Frogdesignが、2012年のテック・トレンドについて15個ピックアップしています。タイトルと感想をまとめていきます。アルゴリズム、アナログーデジタルのデザインなど、押さえておきたい事柄が満載。
- Connected Cities:デジタルランドスケープが我々が過ごしている空間にオーバーレイされる、という話はセカイカメラの頃から見えてきましたが、Facebook等の現実空間と仮想空間を1つのアドレス空間として扱えるサービスの登場で、より具体的な姿を見せてくれるはず。
- Taking Computers Out of Computing:コンピューティングがコンピュータなしで実現される。より会話的な操作で操作できる。Siri、ですね。
- Quantified Selves:Jawbone UPやNike+の体験が正にこれ。自分自身を計測し、そのデータを自分で分析したり、シェアしたりする行動が一般的になる。
- The Reductive Social Network: Technology Finally Gets Personal:ソーシャルが縮小し、パーソナルへと戻る。このトレンドはFacebookの変化からも読み取れる。つまりこれまではつながりが中心だったが、新しいOpenGraphやTimelineなどを見ると、より個人の履歴やデータに特化している。
- Convergence Causing Specialization:スマートフォンがスイスアーミーナイフのように様々な役割を果たすように、少ないデバイスで様々な機能が統合される。
- Interaction Choreography:ジェスチャー。
- Reputation Enhanced Lending and Trading Becomes Mainstream:口コミによる取引がメインストリームに。でもこれについては、ステマ騒動やその収束などを見ると、日本の方が進んだ土壌があるように感じる。
- Base of the Pyramid Mobile Innovation:発展途上国がモバイルによって、これまで先進国が辿ってきた社会や人類の知の真価とは一線を画す可能性がある。これは、バングラディッシュのWi-FIや、アフリカでのモバイルの取り組みを見るとよく分かる。
- Digital Discovery in the Physical World:実社会でのデジタル体験。例えばGPSで自分の場所のまわりにあるWikipedia上の情報が知れたりするブラタモリな体験もその一つ。
- Flourishing Commerce in the Post-PC Era:PC以降の時代に流行るビジネスについて。ちょっとぼやっとした指摘。
- The Age of the Algorithm:アルゴリズムの時代。ビッグデータを集めても、分析しなければ意味がない。分析して、次の行動を予測したり、本人に示唆を与えなければ、自分の情報を提供する動機なんてないわけで。
- Biomimicry:生物模倣技術。省エネ、環境対応など、これからの時代に必要な要件についての可能性に満ちている。
- Reign in the Clouds!:クラウドによる支配。個人的には心地よいんだけれども。しかしChromeだけでパソコンを使いたくないあたりでは、UIをきちんと実現するローカルのアプリの役割はなくならないと思う。
- Remote Collaboration:遠隔コラボ。光ファイバーがある日本ならとにかく、ビデオをバリバリ使ってチャットだなんて、アメリカのインフラでは当分考えられないなあ。
- Re-Shape: Humans Are Analogue:モノと、これときちんと呼応するデジタルのデザインについては、これからもさらに様々な可能性を秘めていると思います。
(via frog’s 2012 Technology Trend Predictions | Blog | design mind)